2007年09月07日

日本人墓地の風…モンゴル紀行@

 飛行場の風、早朝の街中の風、日中の街中の風、夕暮れ時の風、草原の風、真夜中の草原の風、馬上の風、・・・モンゴルにはいろいろな風が吹く。

 印象深いのは、もちろん草原の風。そのなかでも草原の中の小高い丘に眠る1500人もの日本人墓地に吹き渡っていた風だ。コスモスが揺れ、ちょっと秋の気配が出てきましたねという、9月の風を受けながら、線香を2本持ち慰霊碑の階段を登った。慰霊碑の間から、にょきにょきと入道雲が見える。日差しは強いが、確実に秋の風だ。遠く日本の地に向かって地平線が広がっている。20代の若者たちが、どんな思いで散っていったのか。ほおをなでるその風が、何かを語リかけてくるようであった。
 キャンプ場で感じた草原の風より、もっと重たい風。なぜ・・・とか、どうしてとか歴史を語るよりもっと、本能的に若者の心を感じる場であった。望郷。父そして母への想い。いかばかりであったか。

 風を中心に短い紀行文を書いていこうと思う。
 
posted by 百子 at 11:06| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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