2011年12月15日

花婿の母は・・・

 息子の結婚式が終わって考えること。

 息子は、式でも披露宴でもめそめそ涙を流していた。嫁さんは、流石に式のときは鼻をすすっていたけど、披露宴では笑顔笑顔。友達同僚を中心とした披露宴の、挨拶に立った男友達は、感極まってめろめろ・しどろもどろで、なかなか終わりに行かない。同じ友人の一人として素晴らしい歌声を披露してくれた彼女は、めそめそ涙を流す花婿を、戸惑ったまなざしで見ながらも堂々と歌い上げた。

 で、花婿の母としてあいさつに立った百子は・・・。そりゃぁ前もってこれを話そう、あれをはなそうと頭の中で考えていましたよ。一応プレゼンテーションの先生ですから。でもね。あがっちゃったのかなぁ。その半分しか話せなかったのだけれども、聞いていた人にはそう見えなかったみたい。確かに・・・。目線はしっかりと。会場の隅から隅まで目に入っていたし。声も震えていなかったし。
 隣で息子が鼻をすすっているのも知っていたし・・・。マイクさばきもうまくいったみたいで、自分の声はちゃんと聞こえていたし。聞いてくださっている人の顔の表情も声も聞こえたし・・・。
 
 でもねぇ。足りないものがあったんだ。新郎の母としての「ういういしさ」。話す内容は、涙を誘う内容だったんだよ。だって、三人の息子を女手一つで育て上げたんだ。その末っ子の結婚だし。だから話の構成はよかったと思うのだけど、話す本人が、きわめて冷静すぎたみたい。若い人たちが多かったから、ひょっとしていつもの癖が出て「先生」ぽかったのかも知れないなぁと、思うことしきりなのである。
 ふつーのお母さんは、きっと涙声になるよなぁ。

 長男に言われちゃった。「お袋、スピーチよかったよ。でもさぁ何で涙出ないの?」って。
 
 花婿の母ってもっと、センチじゃなければ絵にならないんだよねぇ。
 百子はきっと、父親だったんだ。






posted by 百子 at 12:10| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
花婿さんがめそめそしてて・・・
花婿の母さまもめそめそしてたら・・・
嫁姑関係、大変そうだなって思うかも。その場にいたら。

凛としたお母さん、かっこいいと思いますよ。涙声やセンチにならずに話されたほうが、より胸に響きます。
Posted by mizuki at 2011年12月16日 09:18
mizuki さん。なるほどぉ。気が付かなかった見方です!。そうですねぇ。まったく。ありがとうございます。
Posted by momoko at 2011年12月16日 11:25
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