2011年06月09日

松山市観光俳句ポスト入選!

 松山市に吟行に出かけたのは、あの震災が発生した日だ。
 あの朝、地元の駅から羽田行きのリムジンバスにずいぶん余裕をもって乗ったはずだった。しかし思わぬ渋滞に巻き込まれた。あと少しで羽田という時点で全くバスが動かなくなってしまった。
 搭乗手続きの時間まであとわずか。しかし、団体ということでそれはもう済んでるらしい。あとはチェックインすればいいだけ・・・。幹事の友人と携帯で連絡をとりながら、えい!もしだめなら午後の便で行けばいい。もちだし料金だけどしょうがない・・などと考え始めたときバスが、ANAの出発ロビーの入口に横づけになった。その時電話が。「いまどこ?もう時間がないわよ」「今着いた!」「じゃあ走って!。入口の所に真っ赤な上着を着て待ってるから」「わかった!」と、バスを降りようと並ぶ人達をかきわけて「ごめんなさい。時間がなくて・・・」と割り込ませてもらいバスを降りた。そして走る・・・。走る・・・。
 そんな風にして始まった吟行だった。あの時、飛行機に間に合わなければ…震災に遭っていたはずだ・・・。

 そして無事松山に。昼は名物の5色素麺。次は松山城・・・という時点で仲間のワンセグが鳴った・・・・地震らしい。それもだいぶひどいらしい・・・。まな板の鯉である。たぶん飛行機も止まってるだろう。仕方なく吟行を続けるしかない…と次の日の夕刻、宿泊先のホテルの会議室を使って予定通りの吟行句会が開かれた。そしてその場で出された全句が松山吟行の記念にと、松山市観光俳句ポストに投函されたのである。
 そのうちの一句が、今回入選した句である。
     麗らかに声出して読む子規の句碑    百子

 句会では3点ちょうだいした。(4点ちょうだいした別の句は今回は選ばれなかった)
 そして句会で同じく4点獲得した大虫さんの句が、なんと今回、特選をいただいていたのである。
     ぞなもしの婆の親切はるうらら     大虫

 すばらしい。大虫さんも番町句会(俳句の普及をまざすNPO法人「双牛舎」の傘下にある句会)の同人。なんともうれしい。2名受賞。このところ低迷が続く百子にとっては栄誉ある嬉しい出来事だった。(この句、句会に出したことも忘れていたのだけれども・・・)。疲れ果てて帰宅した昨日。松山市役所から届いた通知に、疲れが吹っ飛んだものである。

投句総数2217 応募者数1274  入選20句、特選3句。この規模からわかるように松山は俳句の町。いたるところに俳句の投句ポストが設置されている。俳句人口も多く、小学校から俳句の授業もあると聞く。子規を始めとする多くの俳人を出している町でもある。


 さぁこれからもこれを励みに俳句を作ろう!


posted by 百子 at 12:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 俳句 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/208732280
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。